行政とのつきあい方講座ファイナル
南部で5回、中部北部で5回、計10回にわたった「行政とのつきあい方講座」が終わりました。暑い夏に始まって、昨夜の彦根は氷雨で厚手のコートが必要なくらい。でも会場は参加者の熱意全開。
最終回は、協働の具体的な形~協働提案制度と協働事業マニュアル~の中に、協働の基本:自立、対等、公開、共有などの原則をどう落とし込むかを、みなさんで検証しました。・・・本当に、協働はなかなか手間のかかる制度です。
後半、参加者のみなさんの経験や情勢分析をもとに、それぞれの市町でのNPOと行政の協働事業への可能性をディスカッションしました。当然のことながら、協働に関しての考え方も、各市町はさまざまです。
ただ協働提案制度に関しては、既にやっている、また今制度をつくっている、など大枠の流れとしては先へと進んでいる。協働をいつまでも概念としてとらえるのではなく、実際の協働事業を通して「行政とNPOで関係性と事業を作り上げていく」というイメージが、参加者の方々に浮かんだのかと思います。
小さな協働事業から始め、協議、役割分担、リスク管理、協働契約書作成など、原課とNPOが相互に鍛え合っていきましょう、というしがNPOセンターからの提案をもって、10回の「行政とのつきあい方講座」を終わりました。10回の間に参加されたみなみなさま、お疲れ様でした。
次は、経理、労務、1月には組織講座と続きます。みなさまの参加の程お待ちしています。
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