2013年05月31日
災害支援市民ネットワークしが FBページOPENしています
先頃、設立総会を行った災害支援市民ネットワークしが。
FBページを立ち上げて、活動の報告などを行っています。
昨日は大阪で開催された、近畿ろうきんが主催する「近畿圏NPO支援センター連絡会議」に
しがNPOセンタースタッフが出席してきたので、その報告をアップしています。
近畿での連携のひとつとして地道に続けてこられているものです。
情報量はまだ少ないですが、今後引き続きどうぞご覧ください。
https://www.facebook.com/saigaiNWS
FBページを立ち上げて、活動の報告などを行っています。
昨日は大阪で開催された、近畿ろうきんが主催する「近畿圏NPO支援センター連絡会議」に
しがNPOセンタースタッフが出席してきたので、その報告をアップしています。
近畿での連携のひとつとして地道に続けてこられているものです。
情報量はまだ少ないですが、今後引き続きどうぞご覧ください。
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Posted by しがNPOセンター at
11:52
│災害支援市民ネットワークしが
2013年05月28日
訪問 瀬田川リバプレ隊
日曜日、NPO法人 瀬田川リバプレ隊の事業「ふるさとの川(大石川)調査隊及び植生調査」の活動現場に伺いました。
※この記事は 夏原グラント 活動レポート で もっと多くの画像とともにご覧いただけます。
会場は大津市大石緑地スポーツ村の芝生広場。
「みんなで創る!大石かわべ物語」というイベントが開催されるのです。
イベントはNPO法人瀬田川リバプレ隊と国土交通省淀川ダム統合管理事務所のW主催で、共催として地元自治連合会、大津市大石支所。
協力団体は大石小学校をはじめとする各種団体で、テントでブースなどを出していらっしゃいます。
ほとんどがこれからも調査や観察会を協力して行う予定の団体です。
このすぐそばを流れる大石川が瀬田川に合流する場所を、国土交通省が整備し、護岸工事を行いました。
それに伴って、もともと水辺にあった土が高い位置に移動されてしまったため、植生が変わっていくことが予想されます。
国土交通省の方が、場所の地図を見せながら、工事の説明中です。環境保全をどう行っていく計画かなど。
あいさつや、地元よさこい演舞団の演技が披露されたあと、自然観察会が開催されます。
こちらは、滋賀自然環境研究会のみなさん。
今回、自然観察の指導をしてくださいます。
イラストで示した赤い点線ので囲われた部分、新たに造成された地帯を歩きます。
ここに現在生えている植物をひとつひとつ説明してくださっています。
今はヤナギタデばかりが目につきます。最初に生えてくるのは1年草なのだそう。
特に植物に詳しい森さんがブタナについて説明されています。
ブタナはタンポポに似ていますが、枝別れしているところが違います。きれいな花を咲かせていると、草を抜く時、人間が残してくれる戦略だそうです。でも、外来種は抜いてしまいましょう。
他にも見つかった外来種としては、ブタクサ、マツバウンラン、オッタチカタバミ、オオカワジシャ、アレチウリ、クレソンなど、多数。(アレチウリは特定外来植物で移動等は禁止されており現地焼却処分)
在来種も多く、もともと水辺に生えていたオギは苗を植えてありました。ほかにスイバ、オオイヌタデ、アブラナ、ネナシカズラ、ムシクサ、ホトケノザ、ハタザオ、カワジシャ、ウシノヒタイ、ツルヨシなど。
カワジシャ(小さくて白い花)は在来種、オオカワジシャ(ちょっと大きくて紫の花)は外来種、というように、よく似たものもあるので比べて特徴を教えていただきました。
これから外来種の除去作業を行う予定ですから、違いがわかるようになるのは大切なのです。
今は草が生えていない水辺の造成地にこれからどんな植物が生育していくか、NPO法人 瀬田川リバプレ隊の皆さんは、定点で植生観察(植生図、コドラード調査)を行い、地元の方に声をかけながら調査・記録していく予定です。
野鳥も観察しました。チドリがいました。子どもたちも興味を持ってレンズをのぞいていました。
向こう岸のこんもりした木々が白く見えるのは、カワウのコロニーがあり、そのフン害だそうです。カワウはしきりに飛び回り、水に潜って餌を探す姿が見られました。
一方、テントでは木工教室が同時進行。NPO法人 リバプレ隊のメンバーが工作の仕上げを担当されています。
流木などを刻んで胴体を作り、焼き目模様をつけてあります。それに目とくちばしをくっつけてもらったら、不思議な雰囲気の「フクロウ」ペン立が完成します。
こちらも人気で、用意しておいた材料はすべて無くなりました。
ほかに、地元の方のお抹茶コーナー、ヨシネットワークのヨシ工作コーナー、琵琶湖河川レンジャーの琵琶湖の水草堆肥と花の種プレゼントコーナー、カントリーバンド演奏もあり、にぎわいました。
「普段は瀬田川や天瀬ダムのゴミの清掃などを行っています。活動を続けているうちに、国土交通省とも顔なじみとなり、イベントに声を掛けられるようになってきたんです。それで今回の共催も行えるようになりました。
でも、うちの団体は高齢過ぎるとよく言われます。私は三浦雄一郎さんと同窓で少し下級生なんです。気持ちは三浦さんにも負けないつもりで事業に取り組んでいきます!」と理事長の冨岡さんは70代後半ですがとってもお元気!
国土交通省や地元団体との協力で今後も生き物調査や植物調査観察会を行っていき、目標としては地元大石の住民の皆さんが地域に対する環境保全意識を高めてもらいたいという事業。
これからたくさんの子ども、大人の参加を期待したいですね。
NPO法人 瀬田川リバプレ隊のサイトへ
※この記事は 夏原グラント 活動レポート で もっと多くの画像とともにご覧いただけます。
会場は大津市大石緑地スポーツ村の芝生広場。
「みんなで創る!大石かわべ物語」というイベントが開催されるのです。
イベントはNPO法人瀬田川リバプレ隊と国土交通省淀川ダム統合管理事務所のW主催で、共催として地元自治連合会、大津市大石支所。
協力団体は大石小学校をはじめとする各種団体で、テントでブースなどを出していらっしゃいます。
ほとんどがこれからも調査や観察会を協力して行う予定の団体です。
このすぐそばを流れる大石川が瀬田川に合流する場所を、国土交通省が整備し、護岸工事を行いました。
それに伴って、もともと水辺にあった土が高い位置に移動されてしまったため、植生が変わっていくことが予想されます。
国土交通省の方が、場所の地図を見せながら、工事の説明中です。環境保全をどう行っていく計画かなど。
あいさつや、地元よさこい演舞団の演技が披露されたあと、自然観察会が開催されます。
こちらは、滋賀自然環境研究会のみなさん。
今回、自然観察の指導をしてくださいます。
イラストで示した赤い点線ので囲われた部分、新たに造成された地帯を歩きます。
ここに現在生えている植物をひとつひとつ説明してくださっています。
今はヤナギタデばかりが目につきます。最初に生えてくるのは1年草なのだそう。
特に植物に詳しい森さんがブタナについて説明されています。
ブタナはタンポポに似ていますが、枝別れしているところが違います。きれいな花を咲かせていると、草を抜く時、人間が残してくれる戦略だそうです。でも、外来種は抜いてしまいましょう。
他にも見つかった外来種としては、ブタクサ、マツバウンラン、オッタチカタバミ、オオカワジシャ、アレチウリ、クレソンなど、多数。(アレチウリは特定外来植物で移動等は禁止されており現地焼却処分)
在来種も多く、もともと水辺に生えていたオギは苗を植えてありました。ほかにスイバ、オオイヌタデ、アブラナ、ネナシカズラ、ムシクサ、ホトケノザ、ハタザオ、カワジシャ、ウシノヒタイ、ツルヨシなど。
カワジシャ(小さくて白い花)は在来種、オオカワジシャ(ちょっと大きくて紫の花)は外来種、というように、よく似たものもあるので比べて特徴を教えていただきました。
これから外来種の除去作業を行う予定ですから、違いがわかるようになるのは大切なのです。
今は草が生えていない水辺の造成地にこれからどんな植物が生育していくか、NPO法人 瀬田川リバプレ隊の皆さんは、定点で植生観察(植生図、コドラード調査)を行い、地元の方に声をかけながら調査・記録していく予定です。
野鳥も観察しました。チドリがいました。子どもたちも興味を持ってレンズをのぞいていました。
向こう岸のこんもりした木々が白く見えるのは、カワウのコロニーがあり、そのフン害だそうです。カワウはしきりに飛び回り、水に潜って餌を探す姿が見られました。
一方、テントでは木工教室が同時進行。NPO法人 リバプレ隊のメンバーが工作の仕上げを担当されています。
流木などを刻んで胴体を作り、焼き目模様をつけてあります。それに目とくちばしをくっつけてもらったら、不思議な雰囲気の「フクロウ」ペン立が完成します。
こちらも人気で、用意しておいた材料はすべて無くなりました。
ほかに、地元の方のお抹茶コーナー、ヨシネットワークのヨシ工作コーナー、琵琶湖河川レンジャーの琵琶湖の水草堆肥と花の種プレゼントコーナー、カントリーバンド演奏もあり、にぎわいました。
「普段は瀬田川や天瀬ダムのゴミの清掃などを行っています。活動を続けているうちに、国土交通省とも顔なじみとなり、イベントに声を掛けられるようになってきたんです。それで今回の共催も行えるようになりました。
でも、うちの団体は高齢過ぎるとよく言われます。私は三浦雄一郎さんと同窓で少し下級生なんです。気持ちは三浦さんにも負けないつもりで事業に取り組んでいきます!」と理事長の冨岡さんは70代後半ですがとってもお元気!
国土交通省や地元団体との協力で今後も生き物調査や植物調査観察会を行っていき、目標としては地元大石の住民の皆さんが地域に対する環境保全意識を高めてもらいたいという事業。
これからたくさんの子ども、大人の参加を期待したいですね。
NPO法人 瀬田川リバプレ隊のサイトへ
2013年05月25日
古写真活用プロジェクト
総会の後、大阪の古写真を活用した事業展開のお話を聞いています。お話は、住みよいまち&絆研究所の奥野修さんです。大阪は洪水など災害の多いまちです。たくさんの写真と記憶を集められる中で、広いネットワークが作られているようです。
2013年05月25日
しがNPOセンター総会
しがNPOセンターの総会が終わりました。いろいろな方々に支えられてのこの一年でしたが、本年度もがんばります。
写真は総会後の報告会です。しがNPOセンター大槌町の最新の状況報告です。ボランティアで行ったときと比べてさらに町の様子は変わっています。
写真は総会後の報告会です。しがNPOセンター大槌町の最新の状況報告です。ボランティアで行ったときと比べてさらに町の様子は変わっています。
2013年05月22日
訪問 子ども活動サポーター会
この前の土曜日、子ども活動サポーター会の「コバノミツバツツジの郷づくり」活動で、コバノミツバツツジの種まきが実施される湖南市の菩提寺小学校を訪問してきました。
▼同じ内容ですが画像がもっと多く見られる夏原グラント活動レポートはこちらです。
菩提寺小学校の校門。後ろに見える山が「学習の森」です。
今回は菩提寺小学校の子どもたちをサポートしておられる、菩(ぼ)っ子を育てる会が実施される「学習の森」へのヒメヤシャブシの苗木の植樹と、子ども活動サポーター会の実施するコバノミツバツツジの種まきの両方が行われます。
菩っ子を育てる会の廣瀬さんが子どもたちへのあいさつの中で、ここ菩提寺の町周辺の山は150年前頃にはハゲ山が多かったこと、地元の「龍池藤兵衛(たついけとうべえ)」さんが「何とかしなければ!」と思い立ち、ヒメヤシャブシという木を種から育て植樹したこと、そのおかげで菩提寺の山に緑がよみがえったこと等を紹介されました。
そして、「ヒメヤシャブシが定着した、その後に生えてきたのがコバノミツバツツジだったんです」と子ども活動サポーター会の笹谷さん。
小学校の裏山は緑に覆われていますが、ところどころ土がむき出しになっています。
これは花崗岩が風化した真砂土。
雨が降ると土砂崩れの恐れもあるので土止めをしてあります。
菩っ子を育てる会も、子ども活動サポーター会も、自生している植物を増やしてここを緑化し、
子どもたちが安心して遊べる場所にしよう、という活動です。
「ヒメヤシャブシは、ハゲシバリとも言います。根っこがものすごく張るからですよ」と菩っ子を育てる会の方が教えてくださいました。
この方の足下の若木がヒメヤシャブシです。
山の斜面に植樹が済んだら、今度はコバノミツバツツジの種まき!
菩提寺の町全体には、コバノミツバツツジがたくさん自生しています。
これがコバノミツバツツジの種と莢(さや)。
莢のひとつに200粒くらいの種が入っています。
種の小さなこと!吹けば飛ぶような頼りなさ。
ポットにはまずミズゴケを敷き、赤玉土とピートモスを混合した土を入れ、水をたっぷりしみこませます。
その上に種をまき、ピートモスで覆います。
赤玉土はこのあたりの山と似たような成分だということで、ピートモスを混合すると酸性度が高まり、ツツジ類が発芽しやすくなるそうです。
混ぜる割合は、子ども活動サポーター会の宮路さんが独自に研究されて編み出されたもの。
このとき肥料はまぜないで植替えのときに肥料をまぜるそうです。
宮路さんが種から育てて、3年目が左の鉢のコバノミツバツツジです。
この大きさまで育ててから山に植えなければ雑草に覆われて、うまく育ってくれないそうです。
写真の花は10年くらい経ったもの。
水をしみこませた土の入ったポットに子どもたちが種をまきます。
小さな折り紙の箱に種を入れて子どもたちに渡します。
子どもたちは、そっとポットの土に種をまきました。
種の上に土をかぶせてから水やりをしながら大きくしていくのです。
今回、600くらいのポットに種がまかれました。希望した親子は自宅に持ち帰り水やりをすることに。
残りは水やりのボランティアのお母さんや菩っ子を育てる会の皆さんが管理してくださるそうです。
参加者は80名とたくさん!
月末には菩提寺北小学校の1年生が授業の一環としてこの種まき作業を行う予定。
「6年経って、花が咲くところを見てくれるといいな」と笹谷さん。気長な活動ですね。
パンフレットを配布してコバノミツバツツジに対する地元の皆さんの意識を高めています。
子ども活動サポーター会は、このように地元の団体との連携でコバノミツバツツジを種から育て、2~3年大きくしてから山へ植えていく計画を持っているそうです。今年は2000ポット目標に、5~10年くらい続けたいとおっしゃっています。
子ども活動サポーター会の笹谷さんと宮路さんがご自身の自治会にアンケートして調べたところ、コバノミツバツツジが自宅にある、という方は3割にのぼったそうです。
岡山市・倉敷市のあたりの天目山や兵庫県西宮市の廣田神社、三重県の伊奈冨神社など、やはりコバノミツバツツジが多い地域を視察に行って見ると地元でとても大切にされ廣田神社、伊奈冨神社では花の季節に「つつじまつり」というお祭りまで行われているのだとか。
「これから苗を育て、植樹すると、春には菩提寺の町全体がピンク色に染まりますよ!」と笹谷さん。子どもたちがまいた種が苗となり花を咲かせて裏山を彩るところを想像してうっとりしてしまいました。
スタッフH
コバノミツバツツジの郷づくりのフェイスブックページへ
▼同じ内容ですが画像がもっと多く見られる夏原グラント活動レポートはこちらです。
菩提寺小学校の校門。後ろに見える山が「学習の森」です。
今回は菩提寺小学校の子どもたちをサポートしておられる、菩(ぼ)っ子を育てる会が実施される「学習の森」へのヒメヤシャブシの苗木の植樹と、子ども活動サポーター会の実施するコバノミツバツツジの種まきの両方が行われます。
菩っ子を育てる会の廣瀬さんが子どもたちへのあいさつの中で、ここ菩提寺の町周辺の山は150年前頃にはハゲ山が多かったこと、地元の「龍池藤兵衛(たついけとうべえ)」さんが「何とかしなければ!」と思い立ち、ヒメヤシャブシという木を種から育て植樹したこと、そのおかげで菩提寺の山に緑がよみがえったこと等を紹介されました。
そして、「ヒメヤシャブシが定着した、その後に生えてきたのがコバノミツバツツジだったんです」と子ども活動サポーター会の笹谷さん。
小学校の裏山は緑に覆われていますが、ところどころ土がむき出しになっています。
これは花崗岩が風化した真砂土。
雨が降ると土砂崩れの恐れもあるので土止めをしてあります。
菩っ子を育てる会も、子ども活動サポーター会も、自生している植物を増やしてここを緑化し、
子どもたちが安心して遊べる場所にしよう、という活動です。
「ヒメヤシャブシは、ハゲシバリとも言います。根っこがものすごく張るからですよ」と菩っ子を育てる会の方が教えてくださいました。
この方の足下の若木がヒメヤシャブシです。
山の斜面に植樹が済んだら、今度はコバノミツバツツジの種まき!
菩提寺の町全体には、コバノミツバツツジがたくさん自生しています。
これがコバノミツバツツジの種と莢(さや)。
莢のひとつに200粒くらいの種が入っています。
種の小さなこと!吹けば飛ぶような頼りなさ。
ポットにはまずミズゴケを敷き、赤玉土とピートモスを混合した土を入れ、水をたっぷりしみこませます。
その上に種をまき、ピートモスで覆います。
赤玉土はこのあたりの山と似たような成分だということで、ピートモスを混合すると酸性度が高まり、ツツジ類が発芽しやすくなるそうです。
混ぜる割合は、子ども活動サポーター会の宮路さんが独自に研究されて編み出されたもの。
このとき肥料はまぜないで植替えのときに肥料をまぜるそうです。
宮路さんが種から育てて、3年目が左の鉢のコバノミツバツツジです。
この大きさまで育ててから山に植えなければ雑草に覆われて、うまく育ってくれないそうです。
写真の花は10年くらい経ったもの。
水をしみこませた土の入ったポットに子どもたちが種をまきます。
小さな折り紙の箱に種を入れて子どもたちに渡します。
子どもたちは、そっとポットの土に種をまきました。
種の上に土をかぶせてから水やりをしながら大きくしていくのです。
今回、600くらいのポットに種がまかれました。希望した親子は自宅に持ち帰り水やりをすることに。
残りは水やりのボランティアのお母さんや菩っ子を育てる会の皆さんが管理してくださるそうです。
参加者は80名とたくさん!
月末には菩提寺北小学校の1年生が授業の一環としてこの種まき作業を行う予定。
「6年経って、花が咲くところを見てくれるといいな」と笹谷さん。気長な活動ですね。
パンフレットを配布してコバノミツバツツジに対する地元の皆さんの意識を高めています。
子ども活動サポーター会は、このように地元の団体との連携でコバノミツバツツジを種から育て、2~3年大きくしてから山へ植えていく計画を持っているそうです。今年は2000ポット目標に、5~10年くらい続けたいとおっしゃっています。
子ども活動サポーター会の笹谷さんと宮路さんがご自身の自治会にアンケートして調べたところ、コバノミツバツツジが自宅にある、という方は3割にのぼったそうです。
岡山市・倉敷市のあたりの天目山や兵庫県西宮市の廣田神社、三重県の伊奈冨神社など、やはりコバノミツバツツジが多い地域を視察に行って見ると地元でとても大切にされ廣田神社、伊奈冨神社では花の季節に「つつじまつり」というお祭りまで行われているのだとか。
「これから苗を育て、植樹すると、春には菩提寺の町全体がピンク色に染まりますよ!」と笹谷さん。子どもたちがまいた種が苗となり花を咲かせて裏山を彩るところを想像してうっとりしてしまいました。
スタッフH
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