2013年08月28日
里山の水辺を取り戻そう!!
その1 ビオトープからのアメリカザリガニ駆除作戦
みなくち子どもの森では、森の広場のビオトープにアメリカザリガニが進入し、もとからそこに生息していた水草や水生昆虫が激減。このビオトープを再生しようと、SAVE JAPAN のプログラムで、2回にわたって作業をしていきます。
その1回目が、8月24日に開催されましたので、簡単にご報告します。
当日は雨の予報。雲行きがあやしいのですが、小雨決行ということで、参加者のみなさんも時間通りに集まってくださいました。
まずは、希少生物が成育しやすい環境や、なぜ減ってきたかのお話と今日のスケジュールについて聞きます。
ザリガニつりです。大人も子どももみんな真剣。
ザリガニがたくさんつれました。タモ網ですくうと水生昆虫もたくさんいることがわかります。
ザリガニをつり、池の水を抜いて泥を掻き上げ、心地よく!?疲れた後の記念撮影です。
次は、アメリカザリガニを駆除したビオトープに水草を移植したり、水生昆虫を放したりと、再生へ向けてステップに進みます。
第2弾は、10月13日に開催です。
詳しくは、こちら →
http://savejapan-pj.net/sj2013/shiga04/event/post_1.html
1回目に参加していなくてもOKです。ぜひ、ご参加ください。
1回目と2回目を合わせて、SAVE JAPAN 2013 のHPに掲載しますので、詳細についてはもうしばらくお待ちください!!
みなくち子どもの森では、森の広場のビオトープにアメリカザリガニが進入し、もとからそこに生息していた水草や水生昆虫が激減。このビオトープを再生しようと、SAVE JAPAN のプログラムで、2回にわたって作業をしていきます。
その1回目が、8月24日に開催されましたので、簡単にご報告します。
当日は雨の予報。雲行きがあやしいのですが、小雨決行ということで、参加者のみなさんも時間通りに集まってくださいました。
まずは、希少生物が成育しやすい環境や、なぜ減ってきたかのお話と今日のスケジュールについて聞きます。
ザリガニつりです。大人も子どももみんな真剣。
ザリガニがたくさんつれました。タモ網ですくうと水生昆虫もたくさんいることがわかります。
ザリガニをつり、池の水を抜いて泥を掻き上げ、心地よく!?疲れた後の記念撮影です。
次は、アメリカザリガニを駆除したビオトープに水草を移植したり、水生昆虫を放したりと、再生へ向けてステップに進みます。
第2弾は、10月13日に開催です。
詳しくは、こちら →
http://savejapan-pj.net/sj2013/shiga04/event/post_1.html
1回目に参加していなくてもOKです。ぜひ、ご参加ください。
1回目と2回目を合わせて、SAVE JAPAN 2013 のHPに掲載しますので、詳細についてはもうしばらくお待ちください!!
Posted by しがNPOセンター at
17:41
│SAVEJAPANプロジェクト
2013年08月28日
寄付をいただきました!
昨年、吉里吉里クリーン作戦に参加された方より、ご寄付を頂きました。
大槌でのことなどをイベントで報告され、
その折に参加者の皆さんからいただいた募金だそうです。
「MOTTO エミコロジー」に参加されたみなさま、ありがとうございました!
大槌でのことなどをイベントで報告され、
その折に参加者の皆さんからいただいた募金だそうです。
「MOTTO エミコロジー」に参加されたみなさま、ありがとうございました!
2013年08月27日
訪問 天若湖アートプロジェクト「あかりがつなぐ記憶2013」
夏原グラント助成団体の、天若湖アートプロジェクトの「あかりがつなぐ記憶2013」に参加しました。
8月3日の日没より始まったこのイベント、場所は、京都府南丹市日吉町にある日吉ダム一帯で行われ、4日にかけて多くの人や車が訪れました。
※この記事は夏原グラント活度レポートで、画像とともにご覧いただけます。
<会場の入り口ののぼり旗>
<夕暮れの天若湖と参加者>
夕闇も迫る頃、湖面に青白い灯りが、ぽつぽつと見え始めます。闇が濃くなってくるに伴って、灯りがはっきりとしてきます。
<つき始めた灯りと正面には日吉ダム>
この灯りは、ダム湖に沈んだ5つの村の民家のあった正確な場所に、その数だけともされています。
<世木半島の対岸からの灯り 正面は灯りの道のある世木半島>
<近くの日吉町郷土資料館にあるかやぶき民家 水没した天若地区にあったものを移築>
<夕刻より、古民家はライトアップされる>
ゆっくり回って1時間くらいのダム周遊の道を、自家用車でも回れるのですが、昼間の地形を知っていないと、とにかく真っ暗です。初めての人にはガイドつきのバスが数台出ていたので、それに乗せてもらいました。乗り合わせたバスには、遠くから参加の方々もおられました。
<バス受付風景 「スプリングひよし」内>
<スタッフの方々 参加者にはバス毎に色の違う蛍光ブレスレットが渡されます>
<バスの中 ガイドさん、つまりアートプロジェクトのスタッフさん>
<バス内でいただいたパンフレットとブレスレット>
「かつてこの地には、桂川とともに生きた集落があった。・・・地域の自然とともにあったその集落が湖底とともに消えたのは比較的最近のことである。」(「あかりがつなぐ記憶2011報告集」より)とあるように、この村々の離村式が行われたのは1987年、ダムが完成したのは1998年のことなのだそうです。
<昼間の日吉ダム>
このイベント「あかりがつなぐ記憶」は、天若湖アートプロジェクトが2005年度から主催していて、今年で9年目になります。「かつてそこにあった暮らしの記憶を、ありありと伝えること、そしてこの新しい空間を新しく生き、そこに経験を与えていくことが、このプロジェクトの目的」と先の報告集にあるように、このイベントは長く広く、流域の人々と関わっています。
<バスを降りて、地域の方から昔のお話しを聞く>
例えば、湖面に浮かべる灯りは、流域のさまざまな大学の学生有志がGPSとボートを使って準備しています。また、湖岸での「杉カフェ」や「水の杜展」の展示や、昼間の「桂川で遊ぼう」プログラムも、さまざまな団体によって提供されています。湖畔の会場へ通じる道には、灯りの街道ができていました。特に「鮎ねぶた」という足元を照らす灯りは、子ども達の作品もみられました。
<スプリングひよしには展示コーナーも>
<みんなで考えた夢プラン>
<鮎ねぶた>
バス内でいただいたばかりの今年のパンフレットには「風景とアートの力によって、水没地域、地元、そして流域のそれぞれの人々が、ともにこの場所に触れ、地域固有の魅力や課題を感じ、それについて考える機会を創り出す。」とありました。息の長いこのプロジェクトが、これからもずっと続きますようにと思いながら、写真を撮っていました。
みなさまお疲れさまでした。そして、感動をありがとうございました。
<夢の掛け橋からの灯り>
<天若湖から日吉ダムを臨む>
*昼間の写真は、しがNPOセンタースタッフが別の日に訪問し撮影したものです。昼間の景色と、夜の景色を併せてご覧下さい。 (スタッフZ)
8月3日の日没より始まったこのイベント、場所は、京都府南丹市日吉町にある日吉ダム一帯で行われ、4日にかけて多くの人や車が訪れました。
※この記事は夏原グラント活度レポートで、画像とともにご覧いただけます。
<会場の入り口ののぼり旗>
<夕暮れの天若湖と参加者>
夕闇も迫る頃、湖面に青白い灯りが、ぽつぽつと見え始めます。闇が濃くなってくるに伴って、灯りがはっきりとしてきます。
<つき始めた灯りと正面には日吉ダム>
この灯りは、ダム湖に沈んだ5つの村の民家のあった正確な場所に、その数だけともされています。
<世木半島の対岸からの灯り 正面は灯りの道のある世木半島>
<近くの日吉町郷土資料館にあるかやぶき民家 水没した天若地区にあったものを移築>
<夕刻より、古民家はライトアップされる>
ゆっくり回って1時間くらいのダム周遊の道を、自家用車でも回れるのですが、昼間の地形を知っていないと、とにかく真っ暗です。初めての人にはガイドつきのバスが数台出ていたので、それに乗せてもらいました。乗り合わせたバスには、遠くから参加の方々もおられました。
<バス受付風景 「スプリングひよし」内>
<スタッフの方々 参加者にはバス毎に色の違う蛍光ブレスレットが渡されます>
<バスの中 ガイドさん、つまりアートプロジェクトのスタッフさん>
<バス内でいただいたパンフレットとブレスレット>
「かつてこの地には、桂川とともに生きた集落があった。・・・地域の自然とともにあったその集落が湖底とともに消えたのは比較的最近のことである。」(「あかりがつなぐ記憶2011報告集」より)とあるように、この村々の離村式が行われたのは1987年、ダムが完成したのは1998年のことなのだそうです。
<昼間の日吉ダム>
このイベント「あかりがつなぐ記憶」は、天若湖アートプロジェクトが2005年度から主催していて、今年で9年目になります。「かつてそこにあった暮らしの記憶を、ありありと伝えること、そしてこの新しい空間を新しく生き、そこに経験を与えていくことが、このプロジェクトの目的」と先の報告集にあるように、このイベントは長く広く、流域の人々と関わっています。
<バスを降りて、地域の方から昔のお話しを聞く>
例えば、湖面に浮かべる灯りは、流域のさまざまな大学の学生有志がGPSとボートを使って準備しています。また、湖岸での「杉カフェ」や「水の杜展」の展示や、昼間の「桂川で遊ぼう」プログラムも、さまざまな団体によって提供されています。湖畔の会場へ通じる道には、灯りの街道ができていました。特に「鮎ねぶた」という足元を照らす灯りは、子ども達の作品もみられました。
<スプリングひよしには展示コーナーも>
<みんなで考えた夢プラン>
<鮎ねぶた>
バス内でいただいたばかりの今年のパンフレットには「風景とアートの力によって、水没地域、地元、そして流域のそれぞれの人々が、ともにこの場所に触れ、地域固有の魅力や課題を感じ、それについて考える機会を創り出す。」とありました。息の長いこのプロジェクトが、これからもずっと続きますようにと思いながら、写真を撮っていました。
みなさまお疲れさまでした。そして、感動をありがとうございました。
<夢の掛け橋からの灯り>
<天若湖から日吉ダムを臨む>
*昼間の写真は、しがNPOセンタースタッフが別の日に訪問し撮影したものです。昼間の景色と、夜の景色を併せてご覧下さい。 (スタッフZ)
2013年08月27日
2012年度 事業報告書・決算書類
2012年4月1日~2013年3月31日
~1年を振り返って~
2013年度は、滋賀県の新しい公共支援事業を大きな軸に、NPOの基盤整備支援を行ってきました。講座と派遣相談業務を通じて、多くのNPOと関係をもち、その関わりは当法人としても大きな財産となりました。特にNPO法改正に伴う認定NPO法人制度関連の講座や相談業務については、当法人のスタッフも新しい制度を学びながら対応を行ってきました。
この一年、これらの事業・業務を通して滋賀県内のNPO法人の現状を見てきたが、その基盤については法人によって得意なことと不得意なことがあるため、認定申請のための書類作成や法の遵守などの点においても、今後も引き続き基盤整備支援の必要性を感じました。またNPO法人の数は増加しているものの、必ずしも市民セクターの機能強化になっているとはいえない状況を改めて感じました。NPOのミッションを実現するためのマネジメント力の向上だけでなく、自分たちの思いを知らせることにより市民に支えられるNPOが増えることが、市民セクターを強いものにします。当センターの役割とめざす方向性の追求についても、十分議論していく必要性を再認識しました。
本年度は、東日本大震災関連事業と、新しい公共支援事業のひとつの事業として、滋賀のNPO災害ネットワークを構築する取り組みをおこない、ひとつの組織として発足し継続されたことは重要なことでした。当法人としても何度も東北に足を運び、災害支援の動きについて学んできた。この分野でも、NPO・市民セクターの役割は大きいと感じています。
当法人の事業は、今までは行政からの基盤整備関連の受託事業が多かったのですが、本年度は「夏原グラント」や「SAVE JAPANプロジェクト」を通じて、企業や多くの環境NPOとつながりました。企業が社会貢献事業を行う際に、個々のNPOとつながるために、当法人のような中間支援組織への期待が大きいことがわかってきました。
今後は、新しい公共支援事業や企業との協働事業で培ってきたスキルやネットワークを生かしながら、しがNPOセンターのミッションを改めて確認しつつ、市民に支えられ、市民社会に根ざした事業を展開していくことが重要であると感じています。(事業報告書より)
↓しがNPOセンターの2012年度 事業報告書等は、こちらからダウンロードできます。
■2012年度事業報告書
(PDF: 311.68KB)
■2012年度決算書
(PDF: 410.25KB)
~1年を振り返って~
2013年度は、滋賀県の新しい公共支援事業を大きな軸に、NPOの基盤整備支援を行ってきました。講座と派遣相談業務を通じて、多くのNPOと関係をもち、その関わりは当法人としても大きな財産となりました。特にNPO法改正に伴う認定NPO法人制度関連の講座や相談業務については、当法人のスタッフも新しい制度を学びながら対応を行ってきました。
この一年、これらの事業・業務を通して滋賀県内のNPO法人の現状を見てきたが、その基盤については法人によって得意なことと不得意なことがあるため、認定申請のための書類作成や法の遵守などの点においても、今後も引き続き基盤整備支援の必要性を感じました。またNPO法人の数は増加しているものの、必ずしも市民セクターの機能強化になっているとはいえない状況を改めて感じました。NPOのミッションを実現するためのマネジメント力の向上だけでなく、自分たちの思いを知らせることにより市民に支えられるNPOが増えることが、市民セクターを強いものにします。当センターの役割とめざす方向性の追求についても、十分議論していく必要性を再認識しました。
本年度は、東日本大震災関連事業と、新しい公共支援事業のひとつの事業として、滋賀のNPO災害ネットワークを構築する取り組みをおこない、ひとつの組織として発足し継続されたことは重要なことでした。当法人としても何度も東北に足を運び、災害支援の動きについて学んできた。この分野でも、NPO・市民セクターの役割は大きいと感じています。
当法人の事業は、今までは行政からの基盤整備関連の受託事業が多かったのですが、本年度は「夏原グラント」や「SAVE JAPANプロジェクト」を通じて、企業や多くの環境NPOとつながりました。企業が社会貢献事業を行う際に、個々のNPOとつながるために、当法人のような中間支援組織への期待が大きいことがわかってきました。
今後は、新しい公共支援事業や企業との協働事業で培ってきたスキルやネットワークを生かしながら、しがNPOセンターのミッションを改めて確認しつつ、市民に支えられ、市民社会に根ざした事業を展開していくことが重要であると感じています。(事業報告書より)
↓しがNPOセンターの2012年度 事業報告書等は、こちらからダウンロードできます。
■2012年度事業報告書
(PDF: 311.68KB)
■2012年度決算書
(PDF: 410.25KB)