2018年度総会とNPO法施行20周年記念パネルディスカッション 終了しました
5月20日、しがNPOセンター2018年度総会と、NPO法施行20周年記念パネルディスカッション「NPOの20年と、これから」を行い、無事終了しました。
総会では、会員の方からの貴重なご意見もいただき充実したものとなりました。ありがとうございます。
その後のパネルディスカッションでは、3団体3様の活動とふり返りをお聞きして、20年という時の流れの重さを感じるひとときでした。
コーディネーターは、しがNPOセンター 代表理事 阿部圭宏です。阿部はNPO法の前から滋賀県のNPOを支援してきました。
特定非営利活動法人 NPO子どもネットワークセンター天気村 事務局長 辻充子さん「滋賀県で最初に法人化しました。お金をもらって事業をするなら法人化しないと!と私が言って山田代表を説得。やはり法人化して雇用の安定性を図り社会保障をきちんとさせたかったのです。」
認定特定非営利活動法人 NPOぽぽハウス 副理事長 福井久美子さん「介護保険法を勉強しよう、というワーキンググループから任意団体へ、でもどうしても行政からは区別されます。そこで法人化しました。法人なら助成金や委託事業をとれますから。」
特定非営利活動法人 碧いびわ湖 代表理事 村上悟さん「環境生協の事業を2009年私が30才の時、引き継ぎました。あたたかい心ある会員の皆さんに接して、これならやっていける、と思い決めました。こういう経緯を持つNPO法人は他にないでしょう。」
阿部からの最後の質問は「今後の課題は?」
碧いびわ湖 村上さん「展望があるから課題があると思っていて、活動をもっと地域に落とし込んでいきたいと考えています。」
NPO子どもネットワークセンター天気村 辻さん「経済です。行政との関係性が協働で変わることを期待していたのですが変わりませんでした。今ある事業を大切に、もっと提案していきたいです」
NPOぽぽハウス 福井さん「ハローワークから就職してきた人と立ち上げ前からのスタッフではミッションが共有できません。ある程度仕事を覚えると新しい職場に変わってしまいます。うちの事業を担う人を育てていくのが課題です」
NPO法人設立当時の貴重なお話が聞け、これからのこともお聞きできました。登壇してくださった皆さま、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!
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