災害支援市民ネットワークしが発足記念シンポジウム、
無事終了しました!
たくさんの皆様にご参加いただき、本当にありがとうございました。
桑原さんの基調講演では、いまなお復興には遠い被災地の状況をお聞きしました。
また、被災地への支援はどうあるべきなのか、
具体的な事例を示して、のお話は、胸に迫るものがありました。
「東北の人は我慢強いとよく言われているが、それは本当なのか?
歴史的をひもとくと、我慢を強いられてきた地域なのではないかと思えてくる。
私たちは我慢強さを押しつけていないか?」
「ありがとうと言わせているのではないか?」
「依存度を高めてしまっていないか?」
被災地のための本当の支援ができているかどうか、
常に振り返りながら、自戒しながら進めるべきなのですね。
桑原さんたちが東北の皆さんからよく言われるのが
「自分の地域は安全ですか?」ということだそうです。
締めくくりは、
「平時の生活、ひとりひとりが地元を大切にしてほしい。
あなたは地元をすきですか?このひとことに尽きる」という意味の言葉でした。
これから、滋賀でのネットワークづくりは、
ここから生まれていくものであってほしい。そう感じました。
基調講演のあとの4名の方によるパネルディスカッションは、
地道に続けてこられた被災地支援活動についてのお話で、
それぞれの想いや普段から感じておられる問題点などを伺うことができました。
災害支援市民ネットワークしがは、
災害や防災組織に限らず、あらゆる分野の活動団体、
そして個人、企業の皆さんのご参加をお待ちしております。
4月17日に設立総会を開催いたしますので、
どうぞご参加ください。
スタッフH