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2013年07月30日

認定NPO法人取得講座2回目終了

 認定NPO法人取得講座の2回目が終了しました。

 2回目の今夜は、まず定款チェックです。NPO法人は、NPO法と定款を拠り所にすることはあたりまえのようですが、実際は法を読み込んだり、細部まで考えて定款を作っているNPOは少ないように思います。認定取得の場合、知らないうちに法令違反があったり、定款と合わない事業を行っていて定款違反を指摘されたりする場合もあります。また、申請書類や事務所備え付けの書類などはその根拠を求められますので、定款に依拠していることや総会・理事会の議決内容との整合性が重要になってきます。みんなで定款のポイントを押さえました。

 後半は、8つの要件のチェックを自分の団体のデータをもとに行いました。要件のうち、PSTについてはクリアしていなくても仮認定はとれます。しかし後の要件を見落とさないようにしなければなりません。ここが「本気で取るぞ!講座」の真剣なところ、みなさん県から取り寄せた分厚い書類の解説を一字一句きちんと見ています。小さい文字で〇〇の場合は・・・・・とか条件提示もあってうっかり見落とせません。・・・・が、実際には書類を書きはじめるともっとよくわかりますので、今日のところはだいたいで終了です。

 次回は、申請書の書き方です。できれば寄付者名簿を整えてからの方が仕事がさくさく行くのですが、まずはやってみようがこの講座です。みさなん、認定へチャレンジの気持ちが満々ですよ。

また来週・・・・・・・・。



  

Posted by しがNPOセンター at 23:19とるぞ!認定NPO取得講座

2013年07月24日

政治と市民活動

 こんにちは、スタッフHです。

 選挙が終わってさまざまな感情が渦巻くこの時期、
 基本月1回のコラムですが、このテーマだけに早めにリリースいたします。
 
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コラム「政治と市民活動」

しがNPOセンター 代表理事
                阿部圭宏

 参議院選挙が終わった。自民党の圧勝となったが、選挙期間中に政策論争は盛り上がらず、投票率も低迷し、結果は選挙前から予想されていたとおりとなった。衆参のネジレを解消し、決められない政治を決める政治に変えるというのが、今回の自民党が主張した点であるが、そもそも多数決で何もかも即決していくというのが民主主義にとってよいのかという疑念もある。

そう言えば、橋本徹が日本維新の会設立を宣言したときに、「議論ばかりしていても何も決まらない。決めようとすれば選挙しかない」と発言した。これも、数の論理が何にも勝る価値基準なのだという認識だと思われる。われわれが価値観の中軸に置いてきた民主主義の根幹は、単純に多数決なのだと言い切ってしまう政治家は、洋の東西を問わず信頼がおけないというのが実感だ。

 市民活動は、社会的な課題に直接向き合い、それを顕在化し、社会に訴えるとともに、自らの解決に向けた活動を展開していくものが多い。ということは、そもそも社会のメインストリームにならないことに力を注いでいることから、政権党の政治からは注目される機会が少ない。そのような中で、NPO法の制定・改正におけるシーズ=市民活動の制度を支える会、自殺対策基本法の制定におけるNPO法人ライフリンクなど、市民活動・NPOが実際の政治を動かしてきたこともある。

 NPO法では、NPO法人の政治活動が制限されているものの、自分たちのミッションに掲げる社会的課題を解決するために、政策提言(アドボカシー)やロビー活動を積極的に行い、議論の場を提供していくことは、市民活動の大きな役割である。
 政権党が少数者、市民活動の訴えにも耳を貸すという胸襟を開く姿勢がなければ、強権政治に堕してしまう。政治には議論、熟議が求められている。TPP、エネルギー、災害復興、経済政策、社会保障など、少なくとも生活に密着する政策づくりは、ていねいな議論が必要である。景気が上向けば万々歳などと手放しでは喜べないのである。
  


Posted by しがNPOセンター at 11:18シリーズ【阿部コラム】

2013年07月23日

認定NPO法人取得講座始まる

認定NPO法人取得講座が始まりました。5回連続です。今日は制度の概要です。たくさんの資料を前に、みなさんやる気満々です。


次回は、受講団体に実際に事業報告書や決算書を持ってきてもらって認定が取れるかどうかチェックリストを作成します。次々回は申請書類の書き方です。認定は難しくても仮認定や個別指定があります。寄付率を出すパブリックサポートの相対値基準も、いくつかの算出方法があるので、小規模の団体なども案外クリアできたりします。実際にやってみるのがこの講座です。

一人では、抱え込んでしまような書類の山も、みんなでトライすれば恐くない。

  

Posted by しがNPOセンター at 19:48とるぞ!認定NPO取得講座

2013年07月20日

特定非営利活動法人 芹川の活動

夏原グラント助成団体の取材を続けていますが、2012年度中に、取材に行けなかったので活動報告書より、特定非営利活動法人 芹川の紹介をさせていただきます。今後のご活躍を期待しております。

「子供達の芹川伝承記録づくりと子供達と共に芹川花いっぱい運動」

 当初、花いっぱい運動は日本水仙を植える計画でしたが、専門の先生にお聞きし在来種のシャクの種を上流の多賀まで取りに行き、後三条橋の東詰めに直植えをしました。プランターに植えた日本水仙は、自然とマッチしないという感がしていました。しかし、室町時代の外来種ということで日本水仙は直植えできませんでしたが、在来種のシャクの気づきがあった点はよかったです。今後は少しずつ意識をしてシャクを増やしたいと思っています。




伝承記録づくりは、子ども達が地域の人から話を聞いて描き、作家、先生が協力する協働作品になりました。本づくりは子どもたち、作家と先生の初めての協働作業であり経費と時間を要しましたが、いいものに仕上がりました。子どもたちが自分で描いた絵が絵本になるという体験は、将来に大きな影響を与えると信じています。

芹川の清掃活動からはじまり、親水活動、子育て支援(学童受託事業)活動へと。今では、学童が良くなれば学校も良くなることを信じて活動をしています。


  

Posted by しがNPOセンター at 11:06夏原グラント

2013年07月20日

ぼてじゃこトラストの活動

夏原グラント助成団体の取材を続けていますが、2012年度中に、取材に行けなかったので活動報告書より、ぼてじゃこトラストの紹介をさせていただきます。今後のご活躍を期待しております。

「貴重種イチモンジタナゴの野生復帰に向けた活動」


イチモンジタナゴの野生復活を目指し、5年間活動を続けています。

助成事業では・・・
1.自前のビオトープを設置して3年経過、修理・修復が必要になり、イチモンジタナゴの安定的な繁殖保存と会員の憩いの場、子どもたちの遊び場所としてビオトープを意識し、作業しました。
2.里親学校ビオトープでの繁殖保存を通じ、環境学習、地域支援の輪を広げました。大津市逢坂小・上田上小、近江八幡市北里小学校で実施しました。    
 
 活動の成果としては本格的な修復を実施し、長期使用に耐えられ、イチモンジタナゴ繁殖に最適な環境となりました。昨年からスタートた北里小学校はメダカの学校小田分校ビオトープと同時並行で実施、学校、地域との連携ができ、画期的な取組みとなりました。
 助成が活きたと思う点は、大掛りで本格的なビオトープ整備と会員の憩いの場ができたことです。整備を通して会員の絆が深まりました。イチモンジタナゴの里親学校が3校に増え、増殖実験を通じ環境学習が定着してきました。

(北里小学校)

会員約65家族、ぼてじゃこが棲める豊かな自然環境を守ろうと設立、「フィールド中心、楽しみながら活動しています。
  

Posted by しがNPOセンター at 10:31夏原グラント